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農村と都市をむすぶ誌
国営土地改良事業所等職域対策会議

人員不足による厳しい職場環境の改善をもとめた

中央本部は11月25日から12月9日にかけ、国営土地改良事業所等職域対策会議を地方農政局(東北・東海・関東・中国四国・近畿・九州・北陸)毎に開催し、全農林を取り巻く情勢と課題、国営土地改良事業所等における業務運営等の課題、分会・職場における組織強化・拡大などについて共有を図るとともに、今後の取組について意思統一をおこなった。

国営土地改良事業所等対策会議 ガンバローを三唱する参加者

会議は各ブロック担当中央執行委員を座長にすすめ、岡本副委員長、渡邉書記長および村上財政局長が全農林を取り巻く情勢と課題をはじめ直近の情勢を踏まえ、①社会・経済・政治の情勢、②賃金確定期の闘い、③定年の引上げ、④組織の強化・拡大などについての中央本部あいさつをおこなった。

次に、調査交渉部が全農林および国営土地改良事業所等をめぐる情勢と課題、組織強化・拡大、今後の取組について基調提起をおこなった。

 質疑・討論では、職場代表から、①人員不足により常態化した超過勤務の実態、②予算・業務に見合った人員の確保、③中堅クラス職員の不足及び欠員の状況、⑤組織拡大・若手等への声かけなどについての発言があった。

 これに対し中央本部から、①超過勤務については、当局に対して事前命令の徹底、実効ある超過勤務の縮減と上限時間の順守をもとめる、②欠員の要因を質すとともに、必要な人員を確保するよう農林水産省当局へもとめる。また、増員にむけ引き続き政治対策を強化していく、③まずはこの秋、中央本部・分会が一体となってできる限りの取組をおこなうなどの見解を示し、参加者全員で課題・問題点についての共有を図った後、今後の取組にむけ意思統一のガンバロー三唱で会議を終えた。

 その後、会場を各農政局会議室に移し、各農政局長宛の要請書の提出では、会議での論議を踏まえ、職場代表からも厳しい職場実態を訴え、課題改善をもとめた。

(地方農政局国営土地改良事業所等職域対策会議の詳細は、組合員専用「ジョブマジックコラボレーション」に掲載)


2022年12月09日 | 交渉情報



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