第3回労使間意見交換会に臨む中央本部
中央本部と農林水産省当局は、3月19日、2021年度予算概算、組織・定員を踏まえた4月以降の業務運営を議題として第3回労使間意見交換会をおこなった。
冒頭、当局から2021年度予算概算、組織・定員を踏まえた4月以降の業務運営に関する課題・問題点・改善策に対する当局見解及び、地方組織における業務の見直しについて示された。
これを受け渡邉書記長は、農林水産省にとっては、依然として厳しい定員削減が継続するなかで、農林水産行政に的確かつ機動的な対応が求められることから、4月以降の体制において、いかに円滑な業務運営を図るかが重要となる。
また、昨年から続くコロナ禍のなかにあっても、国民に向けての公務・公共サービスの継続が求められることから、職員に対する万全な健康安全措置の確保が重要である。
そのため、私たちは第2回労使間意見交換会での論議を踏まえ、4月以降の業務運営に関する課題等について意見集約を行ったところ、農林水産行政の新たな政策展開に伴う業務量の増加に対し、適正な人員配置や既存業務の見直し・効率化策が不十分であり、特に地方においては、職員の高齢化が顕著となっているなかで、業務継続の懸念や組織の将来展望が見通せないことへの不満と不安の声が多く寄せられたところである。
来年度には、本省の大幅な組織再編も予定されていることから、職員が意欲を持ち安心して業務に取り組める職場を構築するために、諸課題の解決に向けた各級段階における誠意ある対応を求めた。
(第3回労使間意見交換会の詳細は、組合員専用「ジョブマジックコラボレーション」に掲載)
2021年03月19日 | 交渉情報