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農村と都市をむすぶ誌
人事院級別定数改定交渉

全農林は11月8日、級別定数改定で人事院交渉をおこなった。
交渉では、各ブロック担当中執が、災害復興対応業務や地方農政局の標準職務表見直し、赴任旅費などで人事院に要請し見解を質した。

要求書を手交する渡邉財政局長(左)

冒頭、渡邉財政局長兼調査交渉部長が、①本省庁の級別定数拡大、②地方出先機関等の級別定数拡大、③行政職(二)、海事職(二)、医療職(三)の定数拡大および、行政職(二)の制度的な矛盾、④植物防疫所、動物検疫所の専門行政職の定員の拡大、などを要請した。

続いて、ブロック担当中執から、①北海道農政事務所の処遇改善、②官用車の自主運転手当等の新設、③東日本大震災からの復興への対応業務、④地方農政局の標準職務表の見直しと4・5級定数の拡大、⑤新幹線通勤での通勤手当の見直し、⑥赴任旅費・移転料の改定、⑦農政事業所・植物防疫所・動物検疫所の要員不足、などで現場実態を踏まえた要請がおこなわれた。

これに対し人事院から、それぞれ見解が示された後、最後に渡邉財政局長が、職員の処遇改善への人事院としての最大限の対応を重ねて要請し、交渉を終えた。


2019年11月08日 | 交渉情報



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