交渉に臨む中央本部
冒頭、岡本書記長は「組合員は、農林水産行政への国民ニーズに的確に対応するため、昼夜を問わず、業務遂行に邁進している」と述べ、労働条件確保にむけた春闘要求書への回答をもとめた。これに対し当局は交渉事項に関する回答について各担当課長等が回答した。
続いて、書記長が賃上げ、超勤上限規制、4月以降の業務運営と次期定削計画、独法、障害者雇用、高齢者雇用施策、2020年度予算・定員の確保で見解をもとめた。
これに対し、水田官房長および前島秘書課長が見解を示した後、さらに中央本部は、超勤縮減、非常勤職員の待遇改善、ハラスメント防止対策、国家公務員宿舎等の4点で再度当局見解をもとめた。
回答を受けた後、書記長は、「要求は労働条件の維持・改善をもとめる切実な事項だが、残念ながら回答内容は、私たちの要求に応えたものとはなっていない」と指摘。要求事項の解決・前進にむけて、引き続き、最大限の対応をもとめた。
これに対し、官房長は、「本日の交渉を踏まえ、職員が今まで以上に安心して働きやすい、明るく風通しの良い職場となるよう引き続き努力したい」と答えた。
2019年03月28日 | 交渉情報